【木刀の種類と選び方】

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剣道や合気道の形稽古や素振りのために、日本刀を模して作られた「木刀」。
剣道では主に、「木刀による剣道基本形稽古法」や「日本剣道形」に用いられています。
ここでは木刀の種類を説明し、剣道における木刀の用途や目的などを説明していきます。

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|木刀の種類

素材の違い

木刀には、様々な素材のものが存在します。
現在剣道家に使用されている木刀のほとんどは、比較的安価な赤樫や白樫のものといわれています。

剣道で使用する上では材質の指定はありませんが、剣術においては、流派によって使用する木刀の材質や形状が違うこともあります。

重量も、竹刀より重いので、剣道家は素振りに木刀を使います。
材質が違うだけで、用途が変わり、振り方も変わってきます。
また、赤樫と白樫の木刀では値段も異なるため、初心者の方や木刀に精通していない人であれば選ぶのが難しいでしょう。

今回は、赤樫と白樫の違いを説明し、どちらの木刀を購入すべきかをわかりやすく解説します。

木刀
様々な材質や形状のの木刀が存在する。

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1.赤樫

赤樫木刀には、本赤樫(材木が赤樫でできている木刀)と、イチイ樫からできている木刀があります。

本赤樫は、原生的な自然が残された森林などでしばしば見られます。
つまり、局地的な原生林などでしか見ることができない珍しい木であるため、供給量が非常に少なく価格が高いのが特徴です。

赤樫の材は、日本産の材木の中で最も重く硬いもののうちの一つであるとともに、加工しにくいものです。

赤樫は木刀の他に、算盤の枠と玉や三味線の棹などに使われています。
材色が赤いため、高級感のあるものに使われることもあります。

近年では本赤樫ではなく、イチイ樫を用いていることがもあります。
イチイ樫は軽量な分、本赤樫木刀に比べて価格がお手軽であるという特徴があります。

赤樫の木刀は比較的軽量であるため、打ち合いの演舞などに向いています。

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【都城木刀】赤樫

2.白樫

白樫は赤樫に比べて供給量が多く、価格が安いという特徴があります。

白樫の木刀は、材質上ささくれやすく、打ち合いの際に手に衝撃が伝わりやすいというデメリットがあります。
その一方比較的硬く、折れにくいというメリットがあります。

したがって、赤樫の木刀に比べると、白樫の木刀の方が安価で素振り用に向いているといえます。

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【都城木刀】白樫

3.スヌケ

スヌケとは、重く硬いイスノキの芯材のことを指します。
高級素材として家具や楽器などに使われ、赤味がかった色味が特徴です。

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スヌケ木刀
【都城木刀】高級スヌケ

4.黒檀

黒檀とは、カキノキ科の常緑高木材のことを指します。
高級素材として、一般にピアノ鍵盤や仏具などに使われ、木刀においても高級品としての地位にあります。

色合いは黒みがかった濃い茶色であり、見た目にも高級感のあるのも特徴です。
木刀としては、最高級のものといえるでしょう。

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黒檀木刀
【都城木刀】高級黒檀

鍔の素材

木刀の鍔はプラスチック製のものが多いですが、木製や革製のものもあります。
スヌケや黒檀などの高級素材の木刀では、木製や革製の鍔が使用されていることが多くあります。

流派における形状の違い

剣道で使用する木刀は、素材による違いが主ですが、居合の中では流派によって使用する木刀の形状が異なります。

1.北辰一刀流

江戸時代後期に、剣豪千葉周作が興した剣術流派です。
通常の木刀と比べ、一回り長く太い上に、反りが浅いのが特徴です。

2.小野派一刀流

剣豪伊藤一刀斎が興した一刀流のうち、小野家が継承した剣術流派です。
反りが浅く峯が丸峯であるのが特徴で、通常の木刀よりも全体的に丸みを帯びた形状です。

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|木刀の用途

剣道では、様々な場面で木刀を使います。
剣道を始める初心者の方から高齢者の剣道家まで、幅広い年齢層の剣道家が、それぞれの実力、筋力に応じて木刀を使います。

木刀を用いての素振りに加え、剣道の昇段審査の科目でもある「木刀による剣道基本形稽古法」と「日本剣道形」について詳しく説明していきます。

素振り

木刀で素振りを行うことには、様々なメリットがあります。

素振り用木刀を用いた場合、竹刀に比べて重いというのが一つの特徴です。
竹刀より重い木刀を用いた素振りにより、筋力を発達させ、剣道の実戦における打突力の向上を図ることができます。

また、木刀は日本刀の形状を模して作られています。
竹刀の柄が丸いのに比べ、木刀の柄は楕円形担っています。
そのため竹刀に比べ、柄を握る際の手の内が正しくなります。

竹刀の柄は丸いので、正しくない持ち方になりがちですが、木刀を持つことにより、正しい握りに矯正され、その結果正しい打ちが身につきます。
手の内が正しくないと、打突をするときに悪影響を与えます。
木刀を使って素振りをすることにより、正しい手の内を習得します。

参考記事:【剣道の素振り】 正しい素振りを身に付けるために

一方で、木刀を使用する上でのデメリットもあります。
木刀は竹刀に比べて硬いため、不注意により、事故につながる恐れもあります。木刀で素振りをするときには、周囲の安全を確認した上で行いましょう。

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【片手用】”フリセン”素振刀
【片手用】”フリセン”素振刀


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素振木刀
素振木刀(櫂型)

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日本剣道形

「日本剣道形」は、昇段審査の審査科目です。
師匠の位置付けである「打太刀」と、弟子の位置付けである「仕太刀」に分かれて行います。

「日本剣道形」は「太刀」で7本、「小太刀」で3本を行います。
「日本剣道形」は、剣道の大会の演武としてもよく行われます。

参考記事:完全版!!【昇段審査と日本剣道形を学ぶ】

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木刀による剣道基本形稽古法

「木刀による剣道基本形稽古法」は、一般に初心者の剣道家が行う基本技の稽古法です。
剣道で行う基本的な技を形稽古として行うもので、級審査の審査科目となっています。

木刀による日本剣道形
画像出典:剣道 誠勇館

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|国産木刀「都城木刀」

現在、日本で流通している木刀のほとんどが海外製です。
一方で、合気道や居合、剣道でも木刀は使用しますので、高品質の国産木刀は国内外の武道家に大変人気があります。

日本で生産される木刀の90%が、宮崎県都城市で製作されています。
昭和59年には、宮崎県から伝統的工芸品指定を受けた地域の特産品です。

木材の削り出しから表面塗装まで、全ての工程を手作業で行うのが特徴です。
流派や使途に応じて、反り、切先、峯、柄、樋など形状を削り分け、繊細かつ高品質な木刀です。

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都城木刀
都城木刀のラインナップはこちらから

|剣道における木刀の重要性

ここまで、木刀の種類や材質、剣道における用途を見てきました。木刀は剣道を学ぶ上でも特に重要なものです。

剣道を始めようと思っている方には是非一度武道具店などで木刀を手にとって頂き、本物の木刀に触れ、剣道をするモチベーションにつなげて頂きたいものです。
木刀を用いた稽古や形稽古には様々なメリットがあります。
今回の記事で少しでも木刀の良さが伝わっていれば、幸いです。

剣道具専門通販セレクトショップ【KENDO PARK】

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