皆さんは、テレビなどで芸能人が剣道をしているシーンを観たことはありますでしょうか。
古くは「炎のチャレンジャー」「SMAP×SMAP」、近年では「炎の体育会TV」や「TEPPEN」等、地上波でも剣道を取り扱う番組は少しずつ増えています。
また、YouTube上でも剣道の動画を配信するタレントの方も見受けられます。
剣道は人口が多いため、剣道経験のある芸能人や著名人の方は意外と多いです。
そこで、今回は剣道が強い芸能人、タレント、著名人の方々についてまとめます。
|剣道が強い「俳優」
ドラマや映画で活躍する俳優の方々を、ご紹介します。
若手からベテランまで、個性的な名俳優の方々ばかりです。
吉沢亮(よしざわりょう)
小学1年生から剣道を始め、それから中学3年生までの9年間、剣道に打ち込んでいました。
その実力は「炎の体育会TV」(TBS)でも披露されています。
また段位は二段であり、過去には関東大会で優秀選手に選出された経験もあるもということで、本格的な実力者だとう事がわかります。
東出昌大(ひがしで まさひろ)
ご尊父が道場の先生でいらっしゃっため、小学校1年生から剣道を習っていました。
剣道の強豪校である埼玉県朝霞高校へ進学し、段位は三段を取得しています。
また上段の構えを取ることでも知られます。
天野浩成(あまのこうせい)
小学校2年生から剣道をはじめ、小学5年生まで道場に通って剣道を学んでいました。
小学校で一旦剣道を辞めてしまったものの、30代後半を迎えて剣道を再開したそうで、いわゆる「リバ剣」の剣道家です。
現在でも定期的に稽古に励んでおり、栄光武道具(@埼玉県)の商品カタログモデルにもなった芸能界随一の剣道フリークとしても知られています。
長谷川初範(はせがわ はつのり)
小学校の頃から剣道を習っており、三段の腕前を持っています。
全国大会小学生の部で優秀個人賞を受賞し、全国大会団体では3位になった経験もあります。
甲本雅裕(こうもと まさひろ)
剣道は小学校1年生から始め、段位は四段を取得しています。
野球を始めるつもりが、「もらったパンフレットが剣道のもので、そのまま剣道をいつの間にか初めていた」とのことです。
学生時代は剣道に打ち込み、高校時代に岡山国体の選手にも選出されるほどの実力の持ち主です。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|剣道が強い「歌手」
続いて、剣道経験のある歌手の方々についてご紹介します。
あの国民的アイドルグループのメンバーも、剣道経験者です。
木村拓哉(SMAP)
小学校1年生から高校1年生まで、剣道を続けていました。
人気番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)では、「木村小次郎」として同メンバーの草彅剛さんと共に剣道の腕前を披露していました。
近年では、映画「無限の住人」や特別ドラマ「教場」で剣道の腕前が披露され、ネットやSNSで話題を呼びました。
草彅剛(SMAP)
幼少時代に、剣道を習ってたようです。
人気番組「SMAP×SMAP」(フジテレビ)で、「草彅ムサシ」として木村拓哉さんと剣道の腕前を披露しています。
飛鳥涼(CHAGE&ASKA)
自衛官で剣道の師範でもある父のもと剣道に励み、全国高等学校総合体育大会(インターハイ)に出場したこともある腕前です。
1979年に歌手デビューをしてからは競技を離れていたようですが、近年再開なさったとのことで五段を取得しています。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|剣道が強い「お笑い芸人」
続いて、剣道を習っていたお笑い芸人の方々についてまとめていきます。
テレビやYouTubeで、剣道をしている場面を見た人も多いのではないでしょうか。
体育系バラエティ番組でも、引っ張りだこな存在です。
剣道三段五段(芸人兼YouTuber)
その名の通り、剣道の「三段」と「五段」の有段者がコンビを組んだ芸人兼YouTuberです。
五段(そのせん)は、大学時代に全日本学生選手権ベスト8の実績を持つ、本格派の剣道家でもあります。
三段(よしき)は、五段の剣道の教え子という異色のコンビです。
YouTubeチャンネル「剣道三段五段」を運営しており、コメディタッチでありながら、確かな実力を背景に本格的な剣道動画を配信しています。
独自のコネクションから、高段者や有名選手とのコラボ動画、また渡辺正行さん(コント22号)やASKAさんと大会に出場するなど、活道の幅を広げています。
※「剣道三段五段」チャンネルはこちら
渡辺正行(コント22号)
中学校から剣道を始め、高校まで続けていました。
「コツコツ努力」が成功の秘訣という渡辺さんは、現在段位六段を取得しています。
「炎の体育会TV」(TBS)では、体育会TV剣道部のリーダーとして活躍されています。
また、「第17回全日本選抜剣道八段優勝大会」の副音声を務めるなど、芸能界のみならず、剣道業界でも活躍しています。
深沢邦之(Take2)
剣道五段を所有し、様々な番組の剣道コーナーで活躍しています。
「SMAP×SMAP」のコント「草彅ムサシ」での剣道対決においては、それまでほぼ負け知らずだった木村拓哉と草彅剛の両名に圧勝するなど、本格的な実力の持ち主です。
チャンカワイ(Wエンジン)
剣道三段を所持し、高校時代は三重県ベスト8になった経験があります。
「マツコ&有吉 かりそめ天国」(テレビ朝日)では、「チャンカワイ剣道立志伝~必殺技を求めて~」と題した企画があり、九州学院高校(熊本県)に稽古体験にいく等、話題を集めています。
渡辺正行さんとともに、「第17回全日本選抜剣道八段優勝大会」の副音声も務めていました。
原口まさあき
剣道二段を有し、北九州市内の私立常磐高等学校に剣道のスポーツ推薦で入学するほどの腕前でした。
様々な番組で剣道対決を行う一方で、 「全国少年少女剣道祭」(@埼玉県)にて、元全日本剣道選手権優勝の木和田大起先生との立ち合いを披露するなど、剣道界のイベントにも出演しています。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
金田哲(はんにゃ)
ご尊父が剣道の先生でいらっしゃったため、その影響から自身も剣道を始めました。
剣道三段の腕前で、様々な番組で剣道対決を行うなど様々な活躍を見せています。
最近では漫才コンビ・キングコングの梶原雄太さんのYouTubeチャンネルである「カジサックの小部屋」で剣道の実力を披露するなど、YouTubeにも活動の幅を広げています。
月亭方正(=山崎邦正)
剣道1級であるものの、「炎の体育会TY』や、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」(日本テレビ)などの様々な人気番組において、剣道コーナーに出演しています。
上田航平(ゾフィー)
中学高校と剣道部に所属し、剣道二段を有する有段者です。
高校時代は慶應義塾高校剣道部に所属し、上段剣士として活躍したという経歴の持ち主です。
マキタスポーツ
お笑い芸人だけでなく、俳優やミュージシャンとしても活躍するマキタスポーツさんも、剣道二段を有する有段者です。
剣道の腕前は、テレビ番組ではあまり披露した事がないようですが、ブログなどでよく剣道に関する記事を執筆しています。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|剣道経験のある「アスリート」
続いて、剣道を習っていたアスリートの方々についてまとめます。
剣道を経験してから、別のスポーツでを極めた有名アスリートも多数存在します。
松坂大輔(野球)
言わずと知れたメジャーリーガーであり、プロ野球選手として「平成の怪物」と呼ばれた松坂選手も剣道を習っていました。
始めたきっかけは、ご尊父が松坂選手の基礎能力や精神面を鍛えたいということで習わせたそうで、5歳から小学3年生まで剣道を続けたとのことです。
その際に、道場の先生に「いつかは野球をやりたい、それまで預かってもらえないだろうか。」とお願いしたという逸話があります。
幼い頃に始めたのは剣道でしたが、最終的には野球の選手にという考えがあったようです。
松坂選手の身体の基礎能力や精神力には、幼少期の剣道経験も役に立っているかもしれません。
米山みどり(ゴルフ)
元プロゴルファーの米山みどりさんも剣道経験者です。
ゴルフを始めたのは13歳、その前の小学生時代に剣道を習っていました。
小学校5年生、6年生の時に全国優勝を果たし、有名選手としても知られていました。
ゴルフ転向後は、23歳でフジサンケイレディスクラシックでツアー優勝し、日本人選手過去最速の「プロ入り370日目での初優勝」を果たすなど、女子プロゴルファーとして歴史に残る有名選手です。
米山さん曰く、「剣道の方が才能があったかもしれない。相手の竹刀の動きがスローモーションで動いて見える。」とのコメントも残しています。
もしゴルフの道ではなく、剣道を続けていたら、剣道界に名を残す存在になっていたかもしれません。
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参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|剣道経験がある「財界人・政界人」
続いて、財界及び政界で剣道経験のある著名人についてまとめていきます。
日本の社会や経済を牽引してきた方々も多数いらっしゃいます。
孫正義(ソフトバンクグループ創業者CEO)
日本を代表する企業であるソフトバンクグループの創業者にして、日本で最も有名な経営者でもある孫正義氏も剣道経験者です。
中学校と高校の部活動で、剣道部として活動していました。
剣道二段を有しています。
長栄周作(パナソニック株式会社会長)
日本を代表する電機メーカーであるパナソニックの会長長栄周作氏は、剣道高段者としても知られています。
小学校4年生のときに、剣道の先生であるご尊父が、精神面を鍛えようと、自身が指導している警察の剣道場に通わせたのが始まりだったとのことです。
パナソニックに入社後も剣道を続け、32歳で会社の剣道部を引退しましたが、その後も監督としてチームを指導し、実業団全国大会の初優勝に導きました。
剣道七段を有し、現在では八段昇段審査にもチャレンジなさっています。
橋本龍太郎(前内閣総理大臣)
橋本元首相は「剣道総理」とも呼ばれ、全日本剣道道場連盟の第4代会長でもありました。
剣道錬士六段の資格を有し、慶應義塾大学体育会剣道部のOB会である「三田剣友会」の会長を務めていらっしゃいました。
全国少年剣道錬成大会においては、子供達の打ち込み演舞の元立ちをする姿も見られました。
2006年に、惜しまれつつご逝去されています。
瑶子女王(皇族)
初等科5年時から剣道を始め、進学した学習院大学でも剣道部に所属するなど、学生剣道界では知られた存在でした。
2005年の8月に開催された愛知万博での剣道のデモンストレーションに参加するなど、国際交流において剣道を披露されています。
剣道五段の資格を有し、不定期で関東学連剣道大会(=大学OBOG大会)にも出場しています。
森田健作(千葉県知事)
ご尊父が剣道をやっていたということもあり、小学校6年生から剣道を始めました。
ドラマ「俺は男だ!」では、剣道に打ち込む種人口を熱演し、昭和の剣道ブームの火つけ役となりました。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|結局最強なのは誰?
ここまでたくさんの剣道経験者の芸能人についてまとめてきましたが、果たして一番強いのは一体誰なのでしょうか。
以下に列強の剣道家として知られる有名人の方をご紹介します。
「炎の体育会TV」剣道部
「炎の体育会TV」(TBS)では、芸能人たちで構成された「炎の体育会TV剣道部」があります。
この企画では、番組に募集したチームと剣道部が戦うという内容になっています。
リーダーは渡辺正行さん、メンバーに金田哲や他にもスペシャルゲストとして吉沢亮さんやは月亭方正さん、小川直也さん等がいます。
「TEPPEN」
「TEPPEN」(フジテレビ)では芸能人同士が戦い、その頂点を決めるという内容になっています。
歴代優勝者は以下のようになっています。
「TEPPEN」歴代優勝者
放送日 | 優勝者 |
2010 | 金田哲 |
2011 | 金田哲 |
2012 | 原口あきまさ |
2013 | 金田哲 |
2014/1 | 金田哲 |
2014/9 | 原口あきまさ |
2015 | 深沢邦之 |
森花子(NHKアナウンサー)
おそらく芸能界最強剣道家と言われているのが、キー局のアナウンサーを務める森姉妹です。
姉の森花子さんは、NHKでスポーツに関わる女子アナウンサーで、オリンピックでキャスターやリポーターなどを歴任してきました。
小学校1年生の時から剣道を始め、中学と高校時代では全国大会に出場した経験があります。
名門として知られる木更津総合高等学校から茨城大学へ進学し、大学3年生のときには、全日本女子学生剣道選手権大会で3位に入賞経験があります。
剣道四段を有しています。
森葉子(テレビ朝日アナウンサー)
森姉妹の妹である森葉子さんも、剣道の有名選手として知られた存在でした。
姉である森花子さんと同様、幼い頃から同じ道場に所属し、高校、大学も花子さんと同じ木更津総合高等学校、茨城大学へ進学を果たしました。
学生時代は、インターハイ個人ベスト8と、全日本女子学生剣道選手権ベスト8という実績を残しています。
剣道四段を有しています。
剣道撮影等のお問合せ:info@kendopark.jp
参考記事:【剣道 × テレビ】剣道関連テレビ放送実績一覧
|芸能界や政界で活躍する剣道経験者
剣道経験のある有名人の方は、意外と多いです。
彼らをきっかけに、剣道に興味を持つ方もいらっしゃるかもしれません。
テレビをはじめ、各メディアで剣道が取り上げられる際は、是非チェックしてみてはいかがでしょうか。
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