【剣道におけるサポーターの重要性】

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みなさん、一度は「剣道で体を痛めてしまった」という経験はないでしょうか?
剣道という競技は、他のスポーツなどと比べ、比較的動きが激しいスポーツです。
そのため、怪我をしてしまうことが多いです。
その怪我を予防、また痛みを軽減するため、多くの人がサポーターを使っています。
本記事では、その種類と役割、試合での使用について、及び怪我をした後のサポーターの利用などについて記載していきます。

|サポーターの種類と役割

サポーターというのは、もちろん、体をサポート、つまり保護するために身に付けるものです。
一概にサポーターと言っても、怪我をしないようにするためや、痛みを和らげるためなど、使う目的は人それぞれです。

サポーターには、筋肉の運動のサポート、痛みの軽減、負荷の軽減などの効果があります。
一概にサポーターといっても、剣道で用いるサポーターはかかとや腰、足裏など様々な種類があります。

それぞれのサポーターについて、以下に詳しく説明していきます。

かかとサポーター

剣道をしていて、最も痛めてしまいやすいのがかかとです。
それは、剣道が右足で「踏み込み」をするからです。
踏み込みでは、右かかとに常に強い衝撃がかかるため、かかとの痛みは「剣道病」と言っても過言ではありません。

この「剣道病」を予防、解決、軽減するのが、かかとサポーターです。
かかとサポーターは、かかとの部位にクッションが入っており、踏み込む時の衝撃を抑えてくれます。

これがあればかかとの痛みを気にすることなく、思い切り踏み込みをすることができます。
かかとの痛みは癖になりやすく、一度痛めるとそのあともかかとの痛みに苦しむことになります。
したがって、少しでもかかとに痛み、また違和感を感じる方は、今すぐにかかとサポーターを使うことをお勧めします。

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腰用サポーター

かかとに続いて、腰も剣道で痛めやすい箇所です。
剣道の構えや打ち込みでは、左右非対称に体を使うため、腰痛を引き起こしてしまいます。

腰の痛みにはコルセットが有効的です。
コルセットとは、腰に巻くサポーターであり、腰の筋肉の運動を補助し、痛みの軽減に効果があります。

一方、コルセットの装着には注意点があります。
コルセットを装着することが楽であるために、長期間装着していると、腰の筋肉が低下します。
腰の筋肉の低下は、腰痛の再発を誘引しやすくします。
したがって、腰の痛みが引いてきたら、コルセットは外すようにしましょう。

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腰サポーター コルセット

また、痛みが長引く場合や急性的に痛みが強い場合は、練習を避け、整形外科で診断してもらう必要があります。
痛いままに練習を続けると、ヘルニアをはじめとする多くの腰痛の疾患になってしまいます。

成長期の10代後半から、中高年の方であっても腰痛を訴える剣道家は数多くいらっしゃいますす。
腰が痛くなる前にストレッチをして予防し、それでも痛くなってまったらコルセットを装着するなどして、体とうまく付き合っていく必要があります。

足裏用サポーター(足袋)

剣道は裸足で行う競技です。
そのため、足の裏を怪我することが多いです。

例えば、足の皮がひび割れてしまい、稽古に集中できないという経験はないでしょうか?
特に冬場は乾燥し、足のひび割れが起きやすいです。

足裏のひび割れにはエラスチコンバンテージ、通常「焼きテーピング」を使用する人が多いです。
「焼きテーピング」とは、火であぶってから貼ることで粘着力が増す、特殊なテーピングのことです。

これにより、「すり足」を多用する剣道においても、足の裏を保護することができます。

テープだと稽古毎に貼付けを行わなければならず、大変面倒に感じることもあります。
そこで使用するのが、足袋(たび)型サポーターです。

足袋型サポーターは、足裏を保護するサポーターであり、履いてさえいればいれば、足の裏のひび割れに苦しむことはありません。

足裏の痛みで苦しんでいる方は、是非焼きテーピングや足袋型サポーターを試してみてください。

サポーター 剣道
部位ごとに様々な種類がある。

アキレス腱用サポーター

剣道は激しく動く競技であり、アキレス腱にも多くの負担がかかります。

アキレス腱の損傷はアキレス腱周囲炎と呼ばれる、小さな断裂から痛みを伴うものから、最悪の場合アキレス腱を断裂してしまう剣道家も少なくありません。
アキレス腱を断裂すれば、手術をし、剣道を復帰するまでに少なくとも半年はかかります。

したがって、いかにアキレス腱を傷めずに剣道するかというのは重要です。
まず第一に、稽古前と後のストレッチをかかさずに行いましょう。

さらにアキレス腱の怪我を予防するためには、アキレス腱用のサポーターを使用しましょう。
アキレス腱用サポーターは、アキレス腱の断裂を予防し、リスクを軽減してくれます。

アキレス腱用のサポーターには、整体師がテーピングをしたのと同じくらいの安定感がある分厚いタイプから、靴下と同じ要領で履ける筒状のタイプのものがあります。

アキレス腱を傷めた場合は前者、アキレス腱損傷予防でしたら後者で十分です。
目的に応じて、サポーターの種類も選びましょう。

サポーター 剣道
サポーターを正しく使用すれば、無用な怪我を防止できる。

試合でのサポーター使用

高校までは、公式戦でサポーターを使用しても全く問題はありません。
大学の公式戦からは、事前に足袋、サポーター等を使用することを申請し、許可をもらうことが必要になります。

使用許可を得なければならない理由は、足袋、サポーターを怪我以外の用途で使用させないためです。
例えば、足袋を滑り止めのために使用し、飛距離を伸ばそうとすることを禁止するなどです。

そのため、滑り止めがついたサポーターや布製ではないサポーターは、事前に申請しても、許可を得られない場合があります。
また、申請をせずに試合にサポーターを使用したら、不正用具の使用とみなされ、反則負けの扱いになってしまいます。

試合にサポーターを使用する場合は、しっかりと確認してから使用するようにしましょう。

怪我をしないために

剣道において一番恐いことは怪我をすることです。

先ほどから述べているように、サポーターは怪我を予防し、痛みを軽減するものです。

しかし、怪我を予防するのにもっとも重要なことは、稽古前の準備運動です。
この準備運動を怠ると、思わぬ怪我につながります。

いくらサポーターをしていたとしても、準備運動をせずに激しい運動をすると、体は壊れてしまいます。

また、稽古後のストレッチやアイシングや温めも欠かせません。
稽古をし緊張した筋肉をそのままにせず、しっかりと筋肉をほぐしましょう。
患部のアイシングは、止血効果や腫れの抑制をし、患部の温めは血行を良くし、筋肉を柔らかくします。

そして、痛みを感じた場合や、怪我を予防するために、必要や目的に応じてサポーターを使用するしましょう。

サポーターについて

上記サポーターについて、参考になりましたでしょうか?
サポーターは、運動の補助をする道具です。

正しく使えば、怪我の予防、痛みの軽減にとても有効で、全力で稽古に取り組むことができます。
したがって、今体に少しでも違和感を感じているという人がいるのであれば、サポーターを使うことを推奨します。

サポーターを効果的に使って、思い切り稽古に取り組みましょう。

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