前々から感じてはいたのですが、「実は潜在的な剣道人口って、かなり多いのでは?」という仮説を検証いたしました。
|柔道の約10倍もの人口がいるという事実
「私、剣道部出身でして・・・」というと
「あー、そうなんですね!私も小学校の時・・・」
「あー、そうなんですね!そういえば兄(or 家族)が昔・・・」
のような返答が極めて多いと思います。
そこでよく調べてみると、剣道人口はかなり多いということがわかります。
(あくまでイメージよりもの話ですが)
日本国内の剣道人口は、登録有段者数170万人超、実働1/10と仮定して実質20万人前後と考えられています。
この数字、実は「柔道の約10倍」です。
また世界の剣道人口は、登録有段者数250万人超といわれています。
海外の方は日本よりも離脱率は低いと考えられるので、平均して実働合計50万人以上はいるでしょう。
こちらは驚異的な伸びを見せているそうです。
ちなみに、冬季五輪で何かと話題のカーリングは、国内人口たった2500人程度です。
「オリンピック競技と比較しないで!!」という声もありますが、客観的事実として把握する必要があると思います。
|必ずネックとなる”剣道とお金”の論理
何を申し上げたいかというと、「剣道はかなり恵まれている」ということです。
にも関わらず、道場も武道具店も潤っているところはほとんどありません。
「剣道はお金を絡めてはいけない」という論調が強いですが、「お金が回らないと続かない」、「お金が回らないと本気にならない」というのが実際の感想です。
道場、各剣道連盟、また武道具(防具)店も経済論理から逃げずに取り組まないといけないと思います。
このまま行くと、「剣道の安売りが勝つ」構造から抜けられません。
KENDO PARKでは、そこを打ち破ることを一つのテーマとしております。
引き続き皆様からのご支援、ご指導のほど、よろしくお願いいたします。