今回は「北海道の剣道事情」とおすすめの武道具店(剣道具店)について、ご紹介させていします。
日本最北の地である北海道は、国内でトップレベルの剣道選手を多数輩出していることでも有名です。
そんな北海道の剣道事情について、この記事を通して北海道への理解を深めてください。
|北海道の剣道事情
北海道の強豪道場
まずは北海道の強豪道場についてご紹介させていただきます。
北海道の少年・少女たちを一流剣士たらしめる道場について知見を深めることで、北海道の剣道事情を理解するきっかけとなればと思います。
苫小牧如水館
まずは苫小牧如水館をご紹介いたします。
剣道による人格形成を掲げ、館長である加茂徹也先生のもとで日々剣道に励んでいます。
北海道の道場大会でトップクラスの戦績をおさめているのはもちろんのこととして、全国レベルの選抜大会でも各県の並み居る強豪を押しのけ非常に高い戦績を収めています。
場所:日吉体育館
拓進小学校
苫小牧市総合体育館
稽古日時:月・水・金(17:45~20:30
※土・日は不定期開催
連絡:080-1882-7726
ホームページ:https://jyosuitomakomai.wixsite.com/site
帯広徹心館
次に紹介するのは帯広市にある帯広徹心館です。
小学生・中学生ともに全国で活躍しており、知名度の高い剣道道場です。
ホームページでは稽古情報などのほかにブログ活動も行っているので、道場の雰囲気が気になる方はぜひチェックしてみてください。
場所:帯広市西8条南30丁目4
稽古日時:火・水(18:30~19:30)
連絡:0155-47-4797
ホームページ:http://tessinkan.grupo.jp/
千歳明徳館
お次に紹介するのは千歳明徳館です。
基礎を重視した練習メニューで鍛え上げられた剣士たちは小・中での大会はもちろんその後も剣道界で活躍しています。
夏にはBBQ等のイベントもあり、父兄の方も合わせて道場関係者の一体感が強いのも特徴です。
場所:千歳市立北栄小学校 体育館、千歳総合武道館 剣道場など
稽古日時:月・火・木・金・土
時間は日にちによって異なるようです。
平日は18:30~20:30ごろまで
休日は昼前から午後まで
ホームページ:https://meitokukan.jimdo.com/
北海道の強豪校
強豪道場の次は、北海道の強豪校についてご紹介いたします。
北海道の強豪校を卒業した剣士たちはその後の大学・社会人としても剣道界の一線級のスター選手ばかりです。
彼らのルーツともいえる北海道の強豪校について、理解を深めていきましょう。
東海大学付属札幌高等学校
東海大学付属札幌高等学校は2016年に東海大学付属第四高等学校の校名を改称しました。
全日本コーチの実績がある古川先生が指導を務める東海大札幌高校は、2019年の世界大会で日本代表チームの大将を勤め上げた安藤翔選手の出身高校でもあります。
圧倒的なパワーとスピード、そして正確さで相手に打ち勝つまさに「正剣」のプレイスタイルが特徴で全国でも有数の剣道強豪校であると言えるでしょう。
札幌日本大学高等学校
北海道の広島市にある中高一貫の高校です。
スポーツが盛んな校風で、剣道以外にもスキーやバスケットで日本代表選手を数名輩出している名門校です。
インターハイの常連校として男女ともに全国で活躍しており、全国3位に輝いた実績もあります。
北海道を代表する有名選手
栄花 直輝
言わずと知れた超一流選手です。
北海道警察に勤務しており、出身高校は先ほども紹介した東海大四高等学校です。
段位は教士八段を持っています。
また彼は指導者としても一流です。
北海道警察を自身の経験と天賦のセンスをもって鍛え上げ、若生選手をはじめ北海道県警の選手の多くが警察大会や全日本選手権で活躍しています。
栄花直輝選手を追ったドキュメンタリーである『ただ一撃にかける』は広く剣道家に感動を与えました。
【主な実績】
<全日本学生剣道選手権大会>
1988年 第36回 準優勝
<全日本剣道選手権大会>
1995年 第43回 ベスト8
1997年 第45回 3位
1998年 第46回 ベスト8
1999年 第47回 ベスト8
2000年 第48回 優勝
2001年 第49回 2回戦敗退
2002年 第50回 3回戦敗退
2003年 第51回 3回戦敗退
<世界剣道選手権大会>
1994年 第9回フランス大会 団体優勝・個人3位
1997年 第10回日本大会 団体優勝
2000年 第11回アメリカ大会 団体優勝・個人優勝
2003年 第12回イギリス大会 団体優勝
安藤 翔
安藤選手は栄花選手と同じ東海大四高校の出身です。
その後強豪・国士館大学へと進学し卒業後に北海道警察へと入隊しました。
幼少期から剣道の名だたる大会で勝利し続け、剣道界で彼の名前を知らない者はいないと言っても過言ではないでしょう。
【主な戦績】
<全日本学生剣道選手権大会>
2011年 第59回 ベスト16
2012年 第60回 男子個人戦優勝
<全日本学生剣道優勝大会>
2009年 第57回 団体3位
2010年 第58回 団体ベスト16
2011年 第59回 団体ベスト16
2012年 第60回 団体優勝
<全日本剣道選手権大会>
2012年 第60回 2回戦敗退
2013年 第61回 3位
2014年 第62回 1回戦敗退
2015年 第63回 ベスト8
2016年 第64回 1回戦敗退
2017年 第65回 1回戦敗退
<全国警察剣道大会>
2013年 第60回 2部第4位
2014年 第61回 1部第4位
<世界剣道選手権大会>
2015回 第16回日本大会 団体優勝
山田 凌平
高校剣道界の王者・九州学院から明治大学へと進学した山田選手。
彼は高校で九州学院の大将として団体6冠に輝くなど圧倒的な記録を残し、また当時高校3年生であった17歳の時点で世界大会の日本代表チームに選出されるなど、その実力は折り紙付きです。
【主な戦績】
<全日本中学生剣道選手権大会>
2011年 第41回 準優勝
<全国高校総体剣道大会(インターハイ)>
2014年 第61回 団体優勝
個人戦準優勝
<玉竜旗全国高等学校剣道大会>
2014年 第87回 団体優勝
<全国高等学校剣道選抜大会>
2014年 第23回 団体優勝
<魁聖旗争奪全国高校選抜剣道大会>
2014年 第43回 団体優勝
<全九州高校剣道大会>
2014年 第61回 団体優勝
<世界剣道選手権大会>
2015年 第16回 団体優勝
<全日本学生剣道選手権大会>
2016年 第64回 優勝
|北海道のおすすめ武道具店5選
最後に、北海道のおすすめ武道具店をご紹介いたします。
北海道にお住まいで剣道に携わっている方、あるいはこれから剣道を始めたいという方は、ぜひ参考にしてみてください。
建脇武道具店
北海道の札幌市に位置する武道具店です。
剣道具や弓道具を総合的に扱っています。
電車やバスでのアクセスも容易な立地なので、気になる人はぜひ一度この店を尋ねてみてください。
住所:北海道札幌市中央区大通東5丁目4-16
連絡:011-251-3537
やじま武道具店
北海道旭川市にある剣道具店です。
従業員は8人で、出張販売や防具の修理なども請け負ってくれています。
また、ブログの運営も行っており、商品のラインナップなどが気になる方はそちらから問い合わせることも可能です。
また、札幌にも支店があるのでアクセスが容易な方に訪ねることができるのも利点ですね。
住所:北海道旭川市5条通1丁目
連絡:0166-23-4015
ブログ:https://blogs.yahoo.co.jp/yajimabudouguten/435108.html
大誠武道具店
北海道の札幌市に位置する武道具店です。
刺繍専門店としても営業しており、垂れネームはもちろん剣道具以外の服にもオリジナルの刺繍を施すことができます。
また商品はホームページ上からの注文も受け付けており、実際に訪ねることが困難な人でも気軽に利用することができます。
住所:北海道札幌市白石区南郷通5丁目北1番29号
営業時間:平日10:00~19:00
休日10:00~17:00(火・日定休日)
連絡:011‐866‐3838
ホームページ:https://www.taisei-sisyuu.com/
藤武道具
北海道札幌市に位置する剣道具店です。
従業員数は少数ですが丁寧かつ迅速な対応をしてくれる非常に親切なオーナーさんが経営しています。
気になった人はぜひ1度足を運んでみてください。
住所:札幌市東区北32条東7丁目2-18
営業時間:10:00~17:00(水定休日)
連絡:011-792-1871
ホームページ:https://sporting-goods-store-1181.business.site/
安田武道具
北海道札幌市に位置する武道具店です。
購入者の身体に合わせふさわしい防具を提供するきめ細かなサービスが売りです。
また年末などには割引サービスも実施しているため、そうした期間にお得にお買い物をするのも良いかもしれませんね。
住所:北海道札幌市北区新琴似8条12丁目4-5
営業時間:平日10:00~19:00
休日10:00~18:00
連絡:011-764-7755
ホームページ:http://www3.rainbow.ne.jp/~yasudabudogu/index.html
|極寒の地で鍛え上げれらた北海道剣士
いかがでしたでしょうか。
今回は北海道の剣道事情についてご紹介させていただきました。
現在も剣道界を牽引し続ける北海道のスター選手たちや、今後の剣道界を牽引する選手を育成する強豪道場・強豪校についての理解を深めることができたでしょうか。
今後も北海道剣士たちの活躍に期待しましょう。