防具(剣道具)や備品が欲しい、しかし近くに武道具店もないし行く時間もない。
そんな経験はありませんか?
インターネットが普及し情報社会となった今、剣道具の通販サイトがシェアを広げ始めています。
家にいながら必要なものを注文できる通販サイト、しかし数が多すぎてどれを選べばいいのかわからないということもよくあります。
今回は、そんな剣道具のおすすめ通販サイト10選をご紹介いたします。
|通販で購入する場合のメリット・デメリット
本題に入る前に、通販サイトにて防具や竹刀を購入するメリットとデメリットを確認しておきましょう。
通販サイトのメリット
家から一歩も出ずに防具などを購入し、家まで届けてもらうことができます。
いちいち武道具店に出向く手間が省けたり、場所や時間を気にせず発注できるというメリットが挙げられます。
最大の魅力としては、地域を越えて商品や店舗、サービスの比較検討ができることです。
通販サイトのデメリット
通販での購入の場合、実物を見ることが出来ないので、届いてみてから思っていたのと違ったり、商品の状態が良くなかったりすることがあります。
またインターネットに不慣れな人は、うまく注文出来ていなかったりもする場合もあります。
近年の通販サービス
最近では、自分で採寸して用具サイズを送り、それにあわせて防具製作を行うケースも増えています。
またもしサイズが合わなければ、クーリングオフで返品できたり、サイズ調整できたりと、通販ならではのデメリットを補う工夫がなされてきています。
|オススメの通販サイト10選
それではいよいよ本題に入っていきたいと思います。
1) KENDO PARK
日本全国の武道具店から、厳選された剣道アイテムを数多く取り揃えています。
全国15店舗以上と提携し、有名武道具店の人気商品からビギナー向け、キッズ向けの商品まで幅広く扱っています。
KENDO PARK限定の特価セールなどもやっており、実店舗に行くよりもお得に買えることもあります。
また剣道業界に独自のコネクションを持ち、元剣道日本の編集部が再集結して刊行した剣道雑誌、「剣道JAPAN」の予約販売や剣道関連記事の配信等も行なっています。
剣道具販売とともに、剣道関連の情報発信の役割も果たしています。
2) 剣道防具コム
わかりやすさNo.1というキャッチフレーズのもと、ウェブサイトにての防具販売を行っています。
その名の通り、通販サイト初心者にとってはとてもわかりやすく、使用用途を選択して商品の情報に辿り着くことが出来ます。
防具セットには3年保証が付いており、3年間は防具が壊れた際に無料で修理してもらうことが出来ます。サイズが合わなかった場合は、無料で再度自宅までサイズ交換をしてくれるなど、アフターサービスも充実しています。。
3) 剣道屋 本店
京都に実店舗を構える東山堂が運営する、廉価セット品向けのオンラインショップです。
商品のバリエーションを汎用品に絞りつつ、サイズ指定には柔軟に対応しています。
面のサイズであれば、1センチ刻みで15種類も用意されており、もし自分に合わなければサイズ交換の無料サービスで気軽に交換することが出来ます。
送料も3000円以上の購入で送料無料と、とても良心的なサービス内容です。
楽天市場内にも店舗展開しています。
4) 京都武道具店
京都に実店舗を構える東山堂が運営する、総合タイプのオンラインショップです。
1000点以上もの商品を取り揃え、定番商品のA1αや豊富な種類の竹刀等、多数の商品を安価で取り揃える便利で信頼できるサイトです。
楽天市場内にも店舗展開しています。
5) 剣道防具工房「源」
京都に実店舗を構える東山堂が運営する、比較的ハイエンドラインの通販サイトです。
製造・発注・郵送全てを自社で行ない、2017年全日本剣道選手権大会優勝の西村選手が使用していた「極」等、高性能・高品質の防具を主に扱っています。
6) 武道園
防具の選び方や疑問点をQ&Aでも電話でも質問することができます。
親切丁寧に対応してくださるので、発注のミスなども少なく安心して購入できます。
完成竹刀を1200円〜で販売するなど価格も良心的です。
電話相談する際には営業時間をご確認ください。
7) 剣道防具Online
こちらも京都の東山堂が運営する、楽天市場内の通販ショップです。
メールや電話でも相談・発注することができます。
A1αや特練Zをはじめ、各々の用途に合わせ非常に多くの種類の防具一式がセット販売されているのが特徴で、安価なものから本格的なものまで多数の商品を揃えます。
8) 剣道良品館
小物を中心とした、楽天市場内の通販ショップです。
少年用や幼年用の剣道具や、可愛らしい小物が揃っています。
アゴ汗取りひとつ取っても、花柄やトンボ柄、龍柄など多種多様です。
各部道具店でよく目にするミニチュアの竹刀であっても、名前を彫るサービスがあるなど工夫を凝らしたサービスを提供しています。
9) 全日本武道具
ALL JAPAN PICHシリーズの製造元で、どの製品もこだわり抜いて製作しているものばかりです。
同じ剣道具、道衣、袴であっても、素材やタイプなど多様なバリエーションを揃え、低価格帯から高価格帯までレベルに合わせてチョイスすることができます。
10) KENPRO (ケンプロ)
数々のオリジナル商品を生み出す、通販専門剣道具店です。
デザインと機能性にこだわった防具袋「PRO」シリーズや「SPORTY」シリーズが有名で、アメリカ代表の公式ギアにも選定されました。
サイトの構成から商品まで、剣道家に寄り添った本格的なサービスが人気です。
|通販サイトでの失敗談
通販サイトにおける失敗とは、どのようなケースがあるのでしょう。
名入れに注意!?
メーカーによってサイズが微妙に異なることがあるので、初めての商品はサイズの選択を間違えてしまう事もあるでしょう。
もし返品する場合でも、名前を刺繍したり彫ってしまったりしていると、返品できない可能性があります。
店員さんのアドバイスは大事
面の面垂の長さや小手の長さ、胴の胸の柄にさえも、やはり流行はあります。
特に着装を気にする剣道において、流行はとても重点を置くべきところです。
そういったことは、なかなか通販サイトでは知ることができません。
また、通販サイトでは完全に自己判断による購入となるので、仕様の相違やサイズの相違などが起こることもあります。
思っていたものと違う
写真で見た時のイメージと実際の商品が違ったり、写真で見えない部分が想像と異なっていると、とても残念な気持ちになります。
返品するのも面倒ですので、そのまま使ってしまう人も多いようです。
|失敗を避けるために
上記のような失敗を避けるためには、まず初めに交換、返品ができるサイトにするという事です。
名入れなどをしても交換出来るのかなど、条件を購入する前に詳しく把握しておきましょう。
又、失敗したなと思ったら保障やクーリングオフをしっかり行使して納得のいく取引にする事です。
せっかく整備されている制度なので、最大限に利用しましょう。
また通販サイトを選ぶ際には、情報量が豊富かつラインナップが豊富で、サービスがしっかりしているところを選ぶようにしましょう。
|「剣道具を通販で買う」というスタイル
通販サイトは最初は怖いかもしれませんが、慣れてくればこれほど便利なものはありません。
地元の武道具店のものばかりではなく、様々な店舗や商品を比較できるのが、通販の最大の魅力です。
昔のように、購入した重い防具や竹刀を手で持って帰るなどということは、少しずつ無くしていきましょう。