【剣道YouTuber&剣道漫才コンビ「剣道三段五段」】

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日本初の剣道漫才及び剣道YouTuberコンビ「剣道三段五段」。
確かな剣道歴を背景に、単なるキャラ付けではなく、本格的「剣道エンタメYouTubeチャンネル」と「剣道漫才」でのブレイクを目指していらっしゃいます。
エンターテイメント側から見た剣道の価値と、その展望をお伺いしました。

(以下 KENDO PARK=KP   左:そのせん・右:よしき)

KENDO PARK

剣道三段五段
日本初の「剣道漫才」を展開するお笑いコンビ。
プロダクションHIT所属。
2019年3月にYouTuberチャンネルを開設。

メンバー:そのせん
1983年生 千葉県出身
小学生から剣道を始める。
関西創価高校から創価大学へ進学。
創価大学時代は、剣道部主務にして、全日本学生選手権及び全日本学生優勝大会に出場。
剣道五段

メンバー:よしき
1995年生 千葉県出身
小学生から剣道を始める。
横芝敬愛高校から日本大学に進学。
お笑いコンビ「ボンゴレピーナッツ」も兼務。
剣道三段

(いずれも2019年2月現在)


|相方は剣道の教え子

KP:
お2人の剣道歴を教えてください。


-そのせん:
私は、剣道をやっていた兄の影響で、小学生の時に剣道を始めました。
そのまま中学・高校・大学と剣道部に所属し、大学時代は主務を務めました。

大学は創価大学に進学いたしましたが、主務にも関わらず個人でも団体でも全日本学生大会に出場しました。
こう見えても、割とガチです。(笑)

大学卒業後は、地元千葉の剣道クラブで小学生を教えたりしていました。
その時の教え子が、相方のよしきです。
私も大学卒業したばかりで体が動けていたので、小学生相手にしごき倒していました。(笑)


-よしき:
私も小学生の時に、そのせんが教える剣道クラブで剣道を始めました。

そのせんのしごきは、今考えても酷かったですね。
時代的に、私の世代は「”しごき”や”可愛がり”はやめよう」という風潮のはずなのですが、ゴリゴリの昭和のしごきを持ち込まれました。(笑)

児童虐待なども問題になっていた時期でしたので、アザを見た担任の先生に家庭での虐待を疑われました。(笑)
今思えば、小学生時代が私の剣道のピークでしたね。


-そのせん:
私の世代は、先生方に突き倒されたりした最後の方の世代だと思います。

私自身が受けてきた「教育」を、ただそのまま伝えただけです。
私は何も悪くありません。(笑)

3段5段 剣道 漫才 お笑い
剣道五段の「そのせん」は、個人・団体で全日本学生大会出場経験を持つ。
剣道 Youtuber

|好きなことで生きていく

KP:
お笑いを始めた経緯を教えてください。


-そのせん:
小学生の時から、将来は教員になるかお笑い芸人になりたいと考えていました。
教え子を剣道日本一にするか、お笑いで日本一になるかどちらかが、当時から変わらない目標です。
ちなみに自分が剣道日本一になるという選択肢は、なぜか無かったです。(笑)

その後大学時代に教員免許も取得したのですが、やはり芸道に進みたいと考え、卒業後は地元で剣道を教えながらピン芸人として活動していました。
剣道を全面に押し出した芸人はいなかったので、「これは良いものを見つけた」と思いました。


-よしき:
私は地元の高校卒業後、日本大学に進学致しました。
大学では、いわゆる体育会の剣道部には所属せず、お笑いサークルに所属していました。

その時に、ピンで「剣道ネタ」をやっていたそのせんに声をかけてもらい、3段5段として活動を開始しました。
実は、現在ボンゴレピーナッツというお笑いコンビも兼務しており、3段5段との割合でいうと、9:1くらいでしょうか。
あ、1のほうが3段5段です。(笑)


-そのせん:
おい。(笑)

もともと4〜5年ほど、ピン芸人として剣道ネタをやっていたのですが、一人でやっていると、どうしても内容がマニアックでシュールなものになってしまいがちでした。
ある程度マスに対して笑いを取るにあたって、「これはツッコミが必要だな」と感じていました。

そこで相方を探そうと考えたのですが、「剣道ができて、お笑いをやっている人間」は彼以外にいませんでした。
選択肢がないので、お笑いの能力は度外視で声をかけました。(笑)

3段5段 剣道 漫才 お笑い
左が「そのせん」、右が「よしき」
剣道 Youtuber

|剣道ネタ特有の難しさ

KP:
ネタを作りについて教えてください。


-そのせん:
ライブで剣道ネタをやると、お客さんの中に剣道経験者が必ず1〜2名はいらっしゃるので、それを逆手にとってネタにしています。

ただ他に無いスタイルをとっているため、難しい事も多数あります。
例えば、ネタの中で面を被らずに頭を打つシーンがあるのですが、剣道を観たことがない方からは「痛そう」という意見をいただく事もありますし、ネット上では「パワハラにつながる」というコメントも頂きました。

これを聞いたよしきが、一時ネタの中での打突が弱くなりました。
打ちが弱いと叩いた音が鳴らないので、それはそれでウケにくくなり、ジレンマですね。(笑)


-よしき:
あとは、シチュエーションコントがやりにくいというのもあります。
我々は剣道具を装着してネタをやっているので、あらかじめ「剣道家」という設定が載っている状態です。

そこからさらに設定を追加すると、情報過多になり、特に剣道を知らない人は「ワケわかりません」という状態に陥る可能性があります。

そう考えると、マス向けのネタと剣道家向けのマニアックなネタと分ける必要があると考えています。
ちなみに、ネタを書いているのは基本的にそのせんです。(笑)


-そのせん:
「面をつけるか否か問題」もあります。

以前、日本テレビの人気番組「新春おもしろ荘」のオーディションを受けた時の話ですが、過去の放送を観ていたので、キャラクターがついた芸風が比較的採用されやすいと考えていました。

※過去「おもしろ荘」からは、ブルゾンちえみwithB、日本エレキテル連合、小島よしお等がブレイク。

そこで、本件ではあえて面を被ってネタ見せを行いました。
ネタがウケた手応えもあり、「これは採用されるかもしれない」と思っていましたが、ディレクターから言われたのは「面を被ってると言葉が聞き取りづらい」という言葉でした。
ネタの内容云々以前の部分で、失敗していました。(笑)

面を被ると顔も見えなくなるので、普段のネタは面を被らずに行なっています。

ネタ動画
3段5段 剣道 漫才 お笑い
お笑いにおける「剣道の見せ方」は、大変難しい。
剣道 Youtuber

|「剣道YouTuber」としてデビュー

KP:
剣道YouTuberとして、YouTubeチャンネルを開設なさいました。


-よしき:
芸人として芸を磨く一方、剣道にエンターテイメントを絡めたコンテンツを作りたいと考えておりました。

そこで、剣道関連動画を出されていた「あおさのみそしる」さんのことを知り、そのチャンネルを引き継ぐ形で「剣道三段五段」チャンネルとして開設いたしました。

参考記事:【”剣道Youtuber”という生き方】あおさのみそしる ゆうと&キタロー(1)


-そのせん:
小さい頃、「これをやってみたら面白いだろうな」と思っていたようなことを自由にできるので、やっていてとても楽しいですね。

今までは、先生方や剣道業界の目を気にしてできなかったことも、時代の流れとともにできるようになってきたのではないかと思います。

もちろん目的は剣道の入り口を広げていくことですので、「剣道の本質」は間違わないよう、コンテンツ作りには十分に気をつけています。

今までにはない、自由で楽しいコンテンツを提供する。
剣道 Youtuber

|「剣道芸人」として成功する

KP:
芸人さんがいわゆる「売れる」ためには、どのようなルートがあるのですか?


-よしき:
基本的には、M-1グランプリ(テレビ朝日)とキングオブコント(TBS)等の有名賞レースで勝ち上がることが、いわゆる「売れる王道」です。

とはいえM-1グランプリでも5000組程度のエントリーがあるので、その中で勝ち上がるのは宝くじのようなものかもしれません。
仮に上記賞レースで優勝しても、必ずしも売れているわけではないので、賞レース以外での展開も必要だと感じています。

最近ではYoutubeやアマゾンprime等、芸人のブレイク手法も多様化しているので、そこは色々と試していく段階には来ていると思います。
実際、他のメディアである程度売れてから、箔付けとして賞レースで勝ち上がるケースもあります。


-そのせん:
私はピン芸人時代から、Youtubeやメルマガなどにトライしてきました。
特にメルマガは、4年にわたって続けてきたので、その甲斐あって現在の登録購読者はなんと「4人」です。

なぜか有料なので、今でもその4人に向けてメルマガを書いています。
4人しか読んでいないのに、先日ついに配信200号を迎えました。(笑)
内容は時事問題に剣道を絡めたり、「剣道カフェ」「剣道アイドル」等、パッと思いつくアイデアを文に起こして配信しています。

そのせん単独ネタ~剣道編~
3段5段 剣道 漫才 お笑い
当初ピン芸人として剣道ネタをやっていた「そのせん」
剣道 Youtuber

KP:
今後の目標を教えてください。


-よしき:
どんどんテレビに出演して、「剣道といえば3段5段」という存在になりたいです。
我々がメディアに出ることで国内、ひいては海外へ剣道の輪を広げたいです。
日本は人口が減少する国ですが、海外は日本文化に興味がある方が多く市場も大きいので、剣道の価値が伝わりやすいにではないでしょうか。

ちなみに海外で剣道をしたことはありません。(笑)


-そのせん:
今の目標は、NHKで剣道番組を持つことと自前の道場を持つことです。
そして芸人として成功した暁には、我々の発言を通して剣道を広めるとともに、ボランティア精神が強い剣道の価値観を変えていければ良いと考えています。

現在、「芸人剣道クラブ」というものを立ち上げており、有志の芸人剣道家を集めて稽古会をしています。
影響力がある人たちが、新しい剣道の価値を広めるきっかけとなれが良いと考えています。

ちなみにメンバーですが、現在3名もの部員が集まっています。
そのうち2名は我々です。(笑)

最近は、あえて「剣道のオリンピック化」をはっきり言うようにしています。
私自身ずっと剣道をやってきたので、剣道の雰囲気や価値観を守るためにオリンピック化は反対でしたが、芸能の仕事を始めてからは、「まずは、観てもらわないことには何も始まらない」と感じるようになりました。

芸人として成功し、そういったことも発信していければ最高だと思います。

▼「剣道三段五段」YouTubeチャンネルはコチラ▼

剣道 Youtuber

▼プロダクションHIT「3段5段」ページ▼

3段5段 剣道 漫才 お笑い

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