玉竜旗(ぎょくりゅうき)という大会の名前を、聞いたことがあるでしょうか?
選抜・インターハイと併せて、高校3大タイトルと言われる大会です。
とはいっても、ほかの2大会と異なり「予選のないオープンエントリー」「勝ち抜き戦」という形態で、独特の権威や雰囲気で知られています。
ここでは、玉竜旗高校剣道大会人ついて、その内容や歴史、過去の結果、名選手などをご紹介します。
|玉竜旗とは?
玉竜旗高校剣道大会は、毎年7月下旬頃に開催される高校の全国大会で、3月の全国選抜大会(=センバツ)、8月の全国高校総体(=インターハイ)と並んで高校剣道3大大会と呼ばれています。
特異で過酷な試合形式
毎年福岡県で開催され、予選大会を行わないオープン参加制、および団体5人制勝ち抜き戦(=勝者がそのまま次の相手と試合を行う方式)でのトーナメント方式による大会です。
数ある大会の中で最も大きな規模の大会となっており、2019年度の出場校は、男子520校・女子383校の累計903校にものぼっています。
試合日程は5日間にわたり、先の2日間で女子のトーナメントを行い、後の3日間で男子のトーナメントを行います。
多くの場合、初日で1・2回戦を行い、2日目には女子の場合決勝戦までを、男子は2~4回戦まで行います。
男子は、3日目に決勝戦までを行なうことになります。
これにより、優勝するには男子で10試合、それも3日目の最終日1日で6試合を勝ち抜かなければなりません。(2019年時)
試合間隔も短い中、並居る強豪校を相手とするので相当ハードな大会となっています。
また勝ち抜き戦方式のため、対勝負に比べて1試合の試合数も多くなるばかりか、準々決勝からは大将の引き分けがなくなるため、試合時間も長くなるケースが多いです。
勝ち抜き戦の醍醐味
その厳しい試合形式の中でも、1人で相手を沢山勝ち抜いていく選手もいます。
これこそが玉竜旗の醍醐味の一つでもあります。
5人・10人・15人・20人抜きを達成した選手には、敢闘賞が用意されており、この表彰を受けることは全選手の憧れでもあります。
また、「大将が勝ち続ければ勝ち上がる」というトーナメント形式のため、味方4名が一気に敗退しても、そこから相手5名全員を一人で抜き返して勝利するということもあります。
ちなみに、あまりの参加人数の多さから、大会前の事前稽古風景も名物となっています。
「座り大将」とは?
勝ち抜き戦というトーナメント形式のため、副将や大将になかなか試合が回って来ないことも数多くあります。
その中でも、大将が試合に出ないまま優勝することを、通称として「座り大将」と言われます。
2017年には、九州学院高校が26年ぶりに「座り大将」での優勝を果たしました。
|高校剣道といえば九州
2019年度、男子は福岡県福岡第一高校が11年ぶりに2度目の優勝を果たし、女子は福岡県中村学園女子高校が4年連続で8度目の優勝を果たしました。
2018年度は決勝戦まで上がるも、あと一勝することができないことが続いていた長崎県島原高校が悲願の6年ぶり2度目の優勝を果たしました。
2017年度は熊本県九州学院高校が4年連続で9度目の優勝を果たし、2015年度は、女子で福岡第一高校が初優勝を果たしています。
過去の歴史を見ても、優勝校は九州にある高校が大多数を占めます。
年度によっては、「ベスト8全てが九州勢」という年もあり、九州が剣道王国と呼ばれる理由の1つになっています。
勝ち抜き勝負は、対勝負での団体戦に比べて番狂わせが起こりにくいことから、中村学園女子高校や九州学院高校のように、数多くの連覇を果たしている(2019年度時点で両校とも4連覇を達成)学校もあります。
彼らの存在も、「高校剣道といえば九州」という評価を得ている1つの理由です。
|玉竜旗から生まれたスター選手
玉竜旗は勝ち抜き戦のため、チームの大将が一度も負けることなく勝ち続けることができればチームが負けることはありません。
そこで、勝ち続けることでチームを勝利に導き、一気に有名になったスター選手をご紹介したいと思います。
鍋山隆弘(PL学園高校@大阪府)
1986年に2年生大将として優勝し、1987年にも大将として準優勝に輝きました。
福岡県の強豪道場である今宿少年剣道部出身で、大阪のPL学園高等学校に進学しました。
3年生時は、決勝において高千穂高校の河野選手(2年)に一本先取するも、2本取り返されて劇的な逆転敗退となりました。
参考記事:【意識の高さが強さに繋がる】筑波大学剣道部男子監督 鍋山 隆弘(1)
河野朋子(阿蘇高校@熊本県)
玉竜旗の1990年(第23回大会)から1994年(第27回大会)において、阿蘇高校5連覇時の主力メンバーの1人です
後に、世界剣道選手権アメリカ大会において、個人王者にもなっています。
内村良一(九州学院高校@熊本県)
1998年九州学院初優勝時に大将を努め、無敵九州学院高校のさきがけともいえる人物です。
後に警視庁に奉職し、全日本剣道選手権大会では第54回・第57回大会優勝、世界大会団体優勝2回を達成しています。
剣道界で「生ける伝説」と語られる選手です。
竹ノ内佑也(福大大濠高校@福岡県)
2年生から大将を務め、2010年と2011年大会においてチームを2連覇に導きました。
同年インターハイも2連覇しており、高校メジャー大会2大会で2連覇を果たしています。
高校卒業後は筑波大学へと進学し、2014年の全日本剣道選手権に史上最年少で優勝いたしました。
その後、学生でありながら日本代表へ選出され、2015年と2018年の世界剣道選手権で団体優勝の立役者となりました。
現在は警視庁に所属しており、名実ともに現代最高峰の選手といえます。
梅ヶ谷翔(福大大濠高校@福岡県)
高校2年時は、島原高校との決勝戦で敗れ、惜しくも準優勝でしたが、高校3年時の玉竜旗で優勝しています。
大将として、5試合合計11人抜きを達成し、”伝説”のように語り継がれています。
高校卒業後は中央大学に進学し、大学1年時に全日本学生剣道選手権大会で優勝し、続く2年時の関東学生剣道選手権大会で優勝、さらに同年の全日本学生剣道選手権大会で準優勝を果たしました。
また、大学2年時に全日本剣道選手権に出場し、学生ながら準決勝に進出し3位入賞を果たしています。
現在は、富士ゼロックス株式会社に所属しています。
参考記事:【目の前の相手に集中する】富士ゼロックス剣道部 梅ヶ谷翔
星子啓太(九州学院高校@熊本県)
九州学院高校は、2014年(第87回大会)から2017年(第90回大会)において4連覇を成し遂げていますが、星子選手は2015年(88回大会)に副将、2016年(89回大会)に大将を努め、いずれも決勝で相手大将(両年とも島原高校・松崎選手)を破り、チームの連覇に大きく貢献しました。
2018年の世界剣道選手権大会では、学生(筑波大学2年生)として日本代表に選出され、団体優勝しています。
また2019年の全日本学生剣道選手権大会では、大学3年生にして優勝を果たしています。
妹尾舞香(中村学園女子高校@福岡県)
中村学園女子高校は、2016年(第49回大会)から2019年(第52回大会)において、4連覇を達成しています。
妹尾選手は2018年(第51回大会)に大将を務め、優勝を果たしました。
またインターハイでは、個人戦2連覇や団体戦3連覇に貢献するなど、多くの実績を残しています。
2018年世界剣道選手権では高校生3年生で出場し、個人戦ベスト4に入賞を果たしています。
|玉竜旗にかける想い
玉竜旗は、その長い歴史の中で高校剣道における確かな地位を築き、高校剣士の憧れともいえる大会となりました。
また、「勝ち抜き戦」「オープンエントリー制」という独自の大会形式により、他の大会とは一線を画す位置付けがなされています。
ここでは、大会に掛ける高校生の想いを解説します。
強豪校にとっての玉竜旗
全国選抜剣道大会(=センバツ)が3月という早い時期にあるのに対して、7月末に行われる玉竜旗は、それぞれのチームの戦い方や立ち回りが見えてきて完成された状態での全国大会であります。
また直後に高校総体(=インターハイ)も控えるため、強豪チームにとっても非常に重要な大会となっています。
一方で、強豪チームでありながら地方予選で惜しくも敗退し、インターハイに出られないチームにとっては、全国タイトルを獲得する最後のチャンスとも言えます。
多くのチームにとっての玉竜旗
玉竜旗はオープンエントリー制のため、各校が自由参加することができます。
実際、近年の大会(2019年時)では男子だけで500校以上、男女合わせると延べ900校以上がエントリーしています。
各地方予選を勝ち抜いて全国大会に出場することが難しい高校にとって、玉竜旗大会が予選無しに参加可能な全国大会です。
全国大会に出場し、強豪校の様子を肌で感じたり、練習試合を組んでもらうことで、普段はできない貴重な経験を積むことができます。
また、本大会の前に色々な高校と練習試合を行う「錬成大会」が組まれています。(年度による)
これにより、本大会以外にも全国のチームと数多く試合を行うことができます。
このように、貴重な経験を積むことができる数少ない機会のため、全国から多くの高校が玉竜旗に参加するのです。
歴代優勝・準優勝校
男子
大会名:九州学生武道大会
1916年 第1回 :優勝 福岡師範(福岡・初)準優勝 修猷館 (福岡)
1917年 第2回 :優勝 朝倉(福岡・初)準優勝 福岡商 (福岡)
1918年 第3回:優勝 修猷館(福岡・初) 準優勝 朝倉(福岡)
1919年 第4回:優勝 修猷館(福岡・2度目) 準優勝 東筑(福岡)
1920年 第5回:優勝 修猷館(福岡・3度目)準優勝 明善(福岡)
大会名:中等学校武道大会
1921年 第6回:優勝 小倉商(福岡・1)準優勝 福岡(福岡)
1922年 第7回:優勝 福岡師範(福岡・2)準優勝 長崎商(長崎)
1923年 第8回:優勝 小倉商(福岡・2)準優勝 小倉師範(福岡)
1924年 第9回:優勝 修猷館(福岡・4)準優勝 鹿児島二師(鹿児島)
1925年 第10回:優勝 福岡商(福岡・1)準優勝 鹿児島一師(鹿児島)
1926年 第11回:優勝 鹿児島二師(鹿児島・初)準優勝 糸島(福岡)
1927年 第12回:優勝 京城師範(朝鮮・初)準優勝 鹿児島一師(鹿児島)
1928年 第13回:優勝 鹿児島一師(鹿児島・初)準優勝 小倉商(福岡)
1929年 第14回:優勝 福岡(福岡・初)準優勝 福岡商(福岡)
1930年 第15回:優勝 糸島(福岡・初)準優勝 福岡師範(福岡)
1931年 第16回:優勝 福岡(福岡・2度目)準優勝 小倉商(福岡)
1932年 第17回:優勝 福岡(福岡・3度目)準優勝 筑紫(福岡)
1933年 第18回:優勝 修猷館(福岡・5度目)準優勝 福岡師範(福岡)
1934年 第19回:優勝 福岡師範(福岡・3度目)準優勝 鹿児島師範(鹿児島)
1935年 第20回:優勝 若松(福岡・初)準優勝 鹿児島師範(鹿児島)
1936年 第21回:優勝 福岡(福岡・4度目)準優勝 鹿児島師範(鹿児島)
1937年 第22回:優勝 三池(福岡・初)準優勝 八幡(福岡)
1938年 第23回:優勝 修猷館(福岡・6度目)準優勝 福岡(福岡)
1939年 第24回:優勝 小倉師範(福岡・初)準優勝 三池(福岡)
大会名:西日本中等学校武道大会
1940年 第25回:優勝 鎮西(熊本・初)準優勝 熊本師範(鹿児島)
大会名:西日本中等学校武道鍛錬大会
1941年 第26回:優勝 筑紫(福岡・初)準優勝 鹿児島師範(鹿児島)
大会名:西日本中等学校夏季錬成大会
1942年 第27回:優勝 福岡商(福岡・2度目)準優勝 福岡師範(福岡)
太平洋戦争およびGHQの武道教育禁止政策により中断
大会名:全九州高校剣道選手権大会
1955年 第28回:優勝 福岡商(福岡・3度目)準優勝 若松(福岡)
大会名:西日本高校剣道大会
1956年 第29回:優勝 福岡商(福岡・4度目)準優勝 若松(福岡)
1957年 第30回:優勝 高千穂(宮崎・初)準優勝 糸島(福岡)
大会名:九州近県高校剣道大会
1958年 第31回:優勝 福岡商(福岡・5度目)準優勝 嘉穂(福岡)
大会名:玉竜旗争奪高校剣道大会
1959年 第32回:優勝 福岡商(福岡・6度目)準優勝 国東安岐(大分)
1960年 第33回:優勝 福岡商(福岡・7度目)準優勝 国東安岐(大分)
1961年 第34回:優勝 若松(福岡・2度目)準優勝 嘉穂(福岡)
1962年 第35回:優勝 若松(福岡・3度目)準優勝 嘉穂(福岡)
1963年 第36回:優勝 糸島(福岡・2度目)準優勝 国東安岐(大分)
1964年 第37回:優勝 明善 (福岡・初)準優勝 若松(福岡)
1965年 第38回:優勝 東筑(福岡・初)準優勝 柳川商(福岡)
1966年 第39回:優勝 安岐(大分・初)準優勝 博多(福岡)
1967年 第40回:優勝 八代東(熊本・初)準優勝 鹿児島商(鹿児島)
1968年 第41回:優勝 糸島(福岡・3度目)準優勝 鹿児島商工(鹿児島)
1969年 第42回:優勝 糸島(福岡・4度目)準優勝 浮羽(福岡)
1970年 第43回:優勝 長崎東(長崎・初)準優勝 柳川商(福岡)
1971年 第44回:優勝 鹿児島商(鹿児島・初)準優勝 東福岡(福岡)
1972年 第45回:優勝 長崎東(長崎・2度目)準優勝 鹿児島商工(鹿児島)
大会名:玉竜旗高校剣道大会(オープンエントリー)
1973年 第46回:優勝 福岡大大濠(福岡・初)準優勝 八代東(熊本)
1974年 第47回:優勝 鹿児島商工(鹿児島・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1975年 第48回:優勝 福岡商(福岡・8度目)準優勝 東福岡(福岡)
1976年 第49回:優勝 福岡商(福岡・9度目)準優勝 PL学園(大阪)
1977年 第50回:優勝 八代東(熊本・2度目)準優勝 鹿児島商工(鹿児島)
1978年 第51回:優勝 鹿児島商工(鹿児島・2度目)準優勝 高千穂(宮崎)
1979年 第52回:優勝 八代東(熊本・3度目)準優勝 熊本第一工(熊本)
1980年 第53回:優勝 長崎東(長崎・3度目)準優勝 柳川(福岡)
1981年 第54回:優勝 八代東(熊本・4度目)準優勝 常磐(福岡)
1982年 第55回:優勝 PL学園(大阪・初)準優勝 龍谷(佐賀)
1983年 第56回:優勝 八代東(熊本・5度目)準優勝 PL学園(大阪)
1984年 第57回:優勝 八代東(熊本・6度目)準優勝 南筑(福岡)
1985年 第58回:優勝 常磐(福岡・初)準優勝 鹿児島商工(鹿児島)
1986年 第59回:優勝 PL学園(大阪・2度目)準優勝 阿蘇(熊本)
1987年 第60回:優勝 高千穂(長崎・2度目)準優勝 PL学園(大阪)
1988年 第61回:優勝 高千穂(宮崎・3度目)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1989年 第62回:優勝 福岡大大濠(福岡・2度目)準優勝 阿蘇(熊本)
1990年 第63回:優勝 佐伯鶴城(大分 ・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1991年 第64回:優勝 高千穂(宮崎・4度目)準優勝 佐伯鶴城(大分)
1992年 第65回:優勝 南筑(福岡)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1993年 第66回:優勝 福岡大大濠(福岡・3度目)準優勝 鹿児島実業(鹿児島)
1994年 第67回:優勝 福岡工大付(福岡・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1995年 第68回:優勝 三養基(佐賀)準優勝 長崎南山(長崎)
1996年 第69回:優勝 長崎南山(長崎・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
1997年 第70回:優勝 PL学園(大阪・3度目)準優勝 鎮西(熊本)
1998年 第71回:優勝 九州学院(熊本・初)国士舘(東京)
1999年 第72回:優勝 阿蘇(熊本・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
2000年 第73回:優勝 倉敷(岡山・初)準優勝 福岡第一(福岡)
2001年 第74回:優勝 九州学院(熊本・2度目)準優勝 三養基(佐賀)
2002年 第75回:優勝 九州学院(熊本・3度目)準優勝 鹿児島実業(鹿児島)
2003年 第76回:優勝 桐蔭学園(神奈川・初)準優勝 長崎南山(長崎)
2004年 第77回:優勝 福岡大大濠(福岡・4度目)準優勝 倉敷(岡山)
2005年 第78回:優勝 九州学院(熊本・4度目)準優勝 三養基(佐賀)
2006年 第79回:優勝 九州学院(熊本・5度目)準優勝 高輪(東京)
2007年 第80回:優勝 龍谷(佐賀・初)準優勝 三養基(佐賀)
2008年 第81回:優勝 福岡第一(福岡・初)準優勝 福岡舞鶴(福岡)
2009年 第82回:優勝 明徳義塾(高知)準優勝 水戸葵陵(茨城)
2010年 第83回:優勝 福岡大大濠(福岡・5度目)準優勝 九州学院(熊本)
2011年 第84回:優勝 福岡大大濠(福岡・6度目)準優勝 水戸葵陵(茨城)
2012年 第85回:優勝 島原(長崎・初)準優勝 福岡大大濠(福岡)
2013年 第86回:優勝 福岡大大濠(福岡・7度目)準優勝 高輪(東京)
2014年 第87回:優勝 九州学院(熊本・6度目)準優勝 島原(長崎)
2015年 第88回:優勝 九州学院(熊本・7度目)準優勝 島原(長崎)
2016年 第89回:優勝 九州学院(熊本・8度目)準優勝 島原(長崎)
2017年 第90回:優勝 九州学院(熊本・9度目)準優勝 高千穂(宮崎)
2018年 第91回:優勝 島原(長崎・2度目)準優勝 九州学院(熊本)
2019年 第92回:優勝 福岡第一(福岡・2度目)準優勝 福岡大大濠(福岡)
女子
大会名:玉竜旗高校剣道大会
1968年 第1回:優勝 八代東(熊本・初)準優勝 八幡南(福岡)
1969年 第2回:優勝 佐賀農芸(佐賀・初)準優勝 八幡南(福岡)
1970年 第3回:優勝 鹿児島(鹿児島・初)準優勝 博多商(福岡)
1971年 第4回:優勝 鹿児島(鹿児島・2度目)準優勝 鹿児島(鹿児島)
1972年 第5回:優勝 佐賀商(佐賀)準優勝 小倉商(福岡)
大会名:玉竜旗高校剣道大会(オープンエントリー)
1973年 第6回:優勝 南筑(福岡・初)準優勝 糸島(福岡)
1974年 第7回:優勝 南筑(福岡・2度目)準優勝 糸島(福岡)
1975年 第8回:優勝 野津(大分・初)準優勝 小倉女子商(福岡)
1976年 第9回:優勝 八代東(熊本・2度目)準優勝 野津(大分)
1977年 第10回:優勝 八代東(熊本・3度目)準優勝 香椎(福岡)
1978年 第11回:優勝 阿蘇(熊本・初)準優勝 南筑(福岡)
1979年 第12回:優勝 高千穂(宮崎・初)準優勝 糸島(福岡)
1980年 第13回:優勝 多良木(熊本・初)準優勝 阿蘇(大分)
1981年 第14回:優勝 野津(大分・2度目)準優勝 安岐(大分)
1982年 第15回:優勝 鹿児島(鹿児島・3度目)準優勝 柳川(福岡)
1983年 第16回:優勝 安岐(大分・初)準優勝 柳川(福岡)
1984年 第17回:優勝 阿蘇(熊本・2度目)準優勝 筑紫中央(福岡)
1985年 第18回:優勝 野津(大分・3度目)準優勝 串木野女子(鹿児島)
1986年 第19回:優勝 串木野女子(鹿児島・初)準優勝 小倉女子商(福岡)
1987年 第20回:優勝 小倉女子商(福岡・初)準優勝 PL学園(大阪)
1988年 第21回:優勝 小倉女子商(福岡・2度目)準優勝 阿蘇(熊本)
1989年 第22回:優勝 鹿児島(鹿児島・4度目)準優勝 野津(大分)
1990年 第23回:優勝 阿蘇(熊本・3度目)準優勝 西大寺(岡山)
1991年 第24回:優勝 阿蘇(熊本・4度目)準優勝 筑陽学園(福岡)
1992年 第25回:優勝 阿蘇(熊本・5度目)準優勝 筑陽学園(福岡)
1993年 第26回:優勝 阿蘇(熊本・6度目)準優勝 神村学園(鹿児島)
1994年 第27回:優勝 阿蘇(熊本・7度目)準優勝 高千穂(宮崎)
1995年 第28回:優勝 筑陽学園(福岡・初)準優勝 大分(大分)
1996年 第29回:優勝 阿蘇(熊本・8度目)準優勝 熊本商(熊本)
1997年 第30回:優勝 阿蘇(熊本・9度目)準優勝 高千穂(宮崎)
1998年 第31回:優勝 阿蘇(熊本・10度目)準優勝 西大寺(岡山)
1999年 第32回:優勝 八代白百合(熊本・初)準優勝 阿蘇(熊本)
2000年 第33回:優勝 高千穂(宮崎・2度目)準優勝 阿蘇(熊本)
2001年 第34回:優勝 福岡南女子(福岡・初)準優勝 左沢(山形)
2002年 第35回:優勝 川崎市立橘(神奈川・初)準優勝 八代白百合(熊本)
2003年 第36回:優勝 高千穂(宮崎・3度目)準優勝 日章学園(宮崎)
2004年 第37回:優勝 高千穂(宮崎・4度目)準優勝 大分鶴崎(大分)
2005年 第38回:優勝 中村学園女子(福岡・初)準優勝 桐蔭学園(神奈川)
2006年 第39回:優勝 筑紫台(福岡・初)準優勝 高千穂(宮崎)
2007年 第40回:優勝 中村学園女子(福岡・2度目)準優勝 左沢(山形)
2008年 第41回:優勝 西大寺(岡山・初)準優勝 西陵(長崎)
2009年 第42回:優勝 島原(長崎・初)準優勝 中村学園女子(福岡)
2010年 第43回:優勝 筑紫台(福岡・2度目)準優勝 菊池女子(熊本)
2011年 第44回:優勝 筑紫台(福岡・3度目)準優勝 桐蔭学園(神奈川)
2012年 第45回:優勝 中村学園女子(福岡・3度目)準優勝 筑紫台(福岡)
2013年 第46回:優勝 中村学園女子(福岡・4度目)準優勝 島原(長崎)
2014年 第47回:優勝 筑紫台(福岡・4度目)準優勝 中村学園女子(福岡)
2015年 第48回:優勝 福岡第一(福岡・初)準優勝 麗澤瑞浪(岐阜)
2016年 第49回:優勝 中村学園女子(福岡・5度目)準優勝 筑紫台(福岡)
2017年 第50回:優勝 中村学園女子(福岡・6度目)準優勝 筑紫台(福岡)
2018年 第51回:優勝 中村学園女子(福岡・7度目)準優勝 守谷(茨城)
2019年 第52回:優勝 中村学園女子(福岡・8度目)準優勝 守谷(茨城)
|歴史と伝統の玉竜旗
玉竜旗高校剣道大会は、優勝を目指す強豪校はもちろん、そうでない高校も全国の舞台で貴重な経験を積むことができる大会です。
また、その独自の大会形式により、歴史上数々のドラマを産み出して来ました。
出場するだけでなく、観にいくだけでも大変価値のある大会と言えます。
歴史ある玉竜旗を、是非一度観に行ってみてはいかがでしょうか。