剣道はテレビドラマや映画等、様々なメディア作品で題材として扱われています。
それぞれ、取り上げ方やテイストが大きく異なり、魅力的な作品ばかりです。
ここでは、過去の作品も含め主なものをご紹介していきます。
映像作品を通して、いつもとは違った角度から剣道に触れてみましょう。
※KENDO PARKでは、剣道に関連する各種ドラマや映画、バラエティ番組等の映像制作、及びイベントその他に関しまして、撮影協力を行なっております。
剣道における用具調達、会場確保、剣道家エキストラ及び代役アテンド等、ご要望にあわせてご用意いたします。
ご希望の場合は、下記までお問い合わせください。
KENDO PARK:info@kendopark.jp
|平成・令和の映画作品
比較的年代の近い映画の中から、剣道を題材にしたものを紹介していきます。
剣道シーンも当然見どころではありますが、作品としても完成度が高く見れば必ず夢中になる事が出来るものばかりです。
武士道シックスティーン
まずご紹介する剣道映画は、「武士道シックスティーン」です。
誉田哲也先生原作の小説が、2010年に待望の実写映画として公開された作品です。
剣道にひたむきに向き合う女子高生2人の青春を描き出した本作は、実際の剣道選手をモチーフにしているとの事です。
原作は「武士道シックスティーン」をはじめとする連作であり、映画はもちろんの事、原作小説や漫画もオススメです。
武曲―MUKOKU-
お次にご紹介する映画は、「武曲―MUKOKU-」です。
綾野剛を主演として、2017年に公開された映画です。
北鎌倉学院高校二年生の羽田融と、同校剣道部のコーチを務める矢田部研吾の出会いから、羽田融を剣士としては育てていく作品です。
原作は小説藤沢周氏による「武曲」で、剣道を題材としていながらそのストーリーも高い完成度を誇ります。
剣道シーンでは、実際の剣道強豪校が出演しており、剣道家から観ても本格的な描写が魅力です。
武蔵―むさし―
2019年5月に公開された映画「武蔵―むさし―」は、剣豪・宮本武蔵の生涯を描く時代劇です。
かの有名な「巌流島の決闘」をはじめとして見どころ満載の映画となっており、剣術シーンは迫力満点です。
現代の剣術をいとなむ剣道家の皆様こそ、宮本武蔵の武士としての生きざまが見所です。
本メディアでは、主演の細田善彦氏にインタビュー取材を行いましたので、そちらもあわせてご覧ください。
インタビュー記事:【映画「武蔵−むさし−」の挑戦】新免武蔵役 細田善彦
戦国ガールと剣道ボーイ
「戦国ガールと剣道ボーイ」は、2020年公開(予定)の剣道映画です。
「キングダム」や「GANTZ」シリーズなどで知られる本郷奏多氏と、「武士道シックスティーン」でも主演を務めた北乃きい氏のW主演作品です。
北乃きいが演じる戦国時代最強の女剣士が現代にタイムスリップし、本郷奏多演じる青年社長と出会い、企業剣道部の立て直しを目指していく物語です。
演出には実際の剣道有段者をアドバイザーとして迎えるなど、かなりのこだわりが見て取れます。
|昭和の映画作品
昭和に公開された、剣道を題材とした映画をご紹介致します。
古き良き映画をみて、知見を広めてほしいと思います。
九月の空
昭和の名作剣道映画ともいえるのが、「九月の空」です。
原作は、高橋三千綱氏の小説「九月の空」です。
主人公である男子高校生の、剣道と学園生活を描き出す青春物語です。
原作「九月の空」は、1978年の芥川賞も受賞している名作です。
昭和の作品という事もあり現在の男子高校生とは多少様子も異なる部分もありますが、学園生活や剣道に一生懸命な主人公の姿は世代を問わず胸を打つものであるかと思います。
|剣道を題材としたドラマ
ここからは、剣道を題材としたドラマ作品について紹介致します。
特にここでご紹介する2作品は、いずれも1970年代の作品で、いわゆる剣道ブームの火付け役となった作品です。
剣道一本!
テレビドラマ「剣道一本!」は、1972年にフジテレビ系列で放送された作品です。
三浦友和氏主演の剣道ドラマであり、主人公の少年が亡き父の影を追い剣道に没頭する青春スポーツドラマです。
原作は、同タイトルの漫画です。
おれは男だ!
「おれは男だ!」は、1971年から1972年に日本テレビ系列で放送されたドラマです。
「剣道一本!」同様、原作は同タイトルの漫画であり、ドラマ版の主演は森田健作氏(現・千葉県知事)が務めています。
当時このドラマは人気を博し、ドラマ版放送から15年が経った1987年には「おれは男だ!『完結編』」というタイトルで映画化もされました。
|剣道シーンのあるドラマ
剣道をストーリーの題材としているわけではありませんが、劇中に剣道の描写があるドラマ作品はたくさん存在します。
その中でも、有名な作品をご紹介します。
半沢直樹
「半沢直樹」は、TBS系列で2013年から放送されたテレビドラマです。
「倍返しだ!」の決め台詞とともに、日本の金融機関内部の闇を描き出し、社会現象を巻き起こしました。
堺雅人氏演じる主人公の半沢直樹と、滝藤賢一氏演じる近藤直弼は、慶應義塾大学体育会剣道部の同期で、銀行も同期入行という設定であり、劇中にも剣道のシーンが多数があります。
原作は池井戸潤氏のベスとセラー小説、「オレたちバブル入行組」と「オレたち花のバブル組」であり、「池井戸潤&TBS日曜劇場」の人気王道パターンを築き上げた作品でもあります。
花のち晴れ
「花のち晴れ」は、2005年から2007年にかけて一大ムーブメントを巻き起こした「花より男子」の続編となるドラマで、2018年に放送されました。
学園ラブコメドラマの正統な続編となる本作では、主人公の晴(はると)が、ライバルであり武道の達人でもある馳天馬(はせてんま)と剣道や弓道で対決するシーンがあります。
主人公の晴を、メジャーデビュー間もないKing & Prince平野紫耀氏が演じ、ライバルの馳天馬を中川大志氏が演じたことでも話題となりました。
尚、当KENDO PARKでは、剣道シーン撮影の総合監修を行いました。
参考記事:【TBSテレビドラマ「花のち晴れ」の撮影協力】
※KENDO PARKでは、剣道に関連する各種ドラマや映画、バラエティ番組等の映像制作、及びイベントその他に関しまして、撮影協力を行なっております。
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|ドラマや映画で剣道を楽しもう!
いかがでしたでしょうか。
今回は、「剣道を題材とした映画・ドラマ」について紹介致しました。
剣道を物語の主軸に添えたものから、意外な剣道シ-ンのあるものまで様々な作品が存在します。
原作となる小説や漫画とあわせて、一気見してみてはいかがでしょうか。