
手刺とミシン刺って結局何が違うの?
刺幅によって何が変わるの?
素材によって何が変わるの?
自分の身を守る剣道防具について、まずは基本的なことから学んでいきましょう。
|”刺”の理屈を理解しよう
〜刺し方や素材による特徴を理解する〜
「耐久性」と「弾力性」の、相反する2要素のバランスをどこに見出すかがポイントです。
刺幅による違い
▼刺幅が大きい
刺幅が大きいと柔らかくなる一方、凹凸をつけやすく耐久性を強化しやすくなります。
▼刺幅が小さい
刺幅が小さいと硬くなる一方、フラットで薄い構造となり耐久性の強化が難しくなります。
※あくまで一般的な見解であり、実際には物によって異なります。
刺し方による違い
▼手刺
一般に手刺は”点刺”や”延刺”という手法で、1本の糸で縫うことにより、凹凸がつきやすく弾力が生まれやすくなります。
▼ミシン刺
一般にミシン刺は、2本の糸を交差させながら縫っていきますので、比較的フラットなつくりとなります。
※あくまで一般的な見解です。現在は手刺と同様の手法で縫うミシンが開発されておりますので、”手か機械か”というカテゴリ分けは一部で崩れつつあります。
|使用使途によって、最適な仕様は異なる
〜 使用シーンから考える〜
どのようなシーンで使用するかによって、必要な仕様は異なります。
▼選択例
試合等で実戦使用したい
→軽量 / 柔軟性重視 / ある程度の耐久性
→「薄く、大きい刺幅の柔軟タイプ」
激しい練習をこなしたい
→柔軟性重視 / 高耐久
→「凹凸が大きいかつ厚めで、大きい刺幅の柔軟耐久タイプ」
生徒に打たせることが多い
→硬め / 高耐久
→「(できれば凹凸が大きく)厚めで、細かい刺幅の重厚タイプ」
昇段審査⽤に購⼊したい
→見た目の高級感 / こだわり重視
→「手刺及び高級素材を使用した、こだわりタイプ」
練習用のセカンド防具として購入したい
→価格重視 / ある程度の耐久性
→「シンプルデザインの廉価タイプ」
⼦供用に購入したい
→柔軟性重視 / 高耐久
→「凹凸が大きいかつ厚めで、大きい刺幅の柔軟耐久タイプ」
初心者である
→硬め / 高耐久
→「(できれば凹凸が大きく)厚めで、細かい刺幅の重厚タイプ」
|最後は個人の好みを重視すべき
〜自分なりのこだわりを加味する〜
最後はやはり”身につけてHappy”というのが、一番大事です。
自分なりのこだわりを盛りこみましょう。
・曙光の色彩を選ぶ
・飾り模様を選ぶ
・刺繍色を選ぶ
・布団の長さを調整する 等々
※KENDO PARKはEC販売につき、リクエストによってはお受けできないこともございます。
KENDO PARKでは、お客様の好みや使い⽅によって最適な商品を選んで頂くべく、できるだけ詳細な情報を掲載しております。
我々のサービスを通して、お客様に適した用具選びのお手伝いができれば幸いでございます。
引き続きご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。